ブラッドパイソンの飼い方と特徴

ブラッドパイソンの飼い方と特徴

名前だけ聞くと凶暴、危険なのでは?といった印象を受けるブラッドパイソン。

ですが、胴回りが太くサイズ以上に大きく見えるボディや精悍な顔付きから、数ある蛇の中でも一番カッコいいと思われる方もいらっしゃいます。

この記事ではブラッドパイソンの飼い方からその特徴、飼育時に気をつけるポイントなどをまとめますので、ブラッドパイソン購入時の参考にしていただければと思います。

ブラッドパイソンとは

生息地 インドネシア、シンガポール、マレー諸島、タイなど
サイズ 〜280cm
寿命 〜30年
エサ 哺乳類

生息環境

ブラッドパイソンは爬虫網有隣目ヘビ亜目ニシキヘビ科ニシキヘビ属に属するヘビで、
・スマトラブラッドパイソン
・マラヤンブラッドパイソン
・ボルネオブラッドパイソン

の3つの種に分かれています。

東南アジアの温暖な気候に生息し、主に沼地や水田などの水が豊富にある場所で活動しています。

ふと短い体の特徴から、巻きつくという行為があまり得意ではなく基本的に地表で生活しています。

食性は肉食で、哺乳類、鳥類などを餌としています。

特徴

見た目

胴体部が太く尾も短い為、サイズ以上の迫力を持っており、同じ1mでもボールパイソンやコーンスネークより圧倒的に「イカつい」見た目をしています。

特に成体ともなると胴回りは成人男性の太もも程のサイズになるのでその迫力は圧巻です。

各種毎に見ていくとマラヤンブラッドパイソンはスマトラ、ボルネオと比べて一回りほど大きく育ち、成長過程でブラッドパイソンの名の通り赤化が見られます。

スマトラブラッドパイソンは成長に伴い黒化していく個体が多く、黄色味がかった頭頂部と合わせて比較的見た目でわかりやすいですが、ボルネオブラッドパイソンは3種の中でも模様がはっきりとせず、正確な種の特定には腹板や鱗のつき方などの特徴を追う必要があります。

サイズ

マラヤンブラッドパイソンは最大で280cm近くになると言われていますが、飼育個体では大きくなっても200cm程度と言われています。

ですが、アダルトともなると体重は10kgを超えますので扱いには注意が必要です。

スマトラブラッドパイソン、ボルネオブラッドパイソンはマラヤンよりも僅かに体長が短くなります。

寿命

寿命は25〜30年と長いので、飼うにはかなりの覚悟が必要です。

また寿命が長い分成長スピードも比較的ゆっくりとしています。

モルフ

ボールパイソンのように多くのモルフがいるわけではないですが、細かく模様が入るバティックや、深い赤が出るバンカレッドやお馴染みのアルビノなどが存在します。

またブラッドパイソンはボールパイソンなど近縁種との交雑でハイブリッド個体も見かける事もあります。

ショップでの価格

ノーマル個体のベビーであれば1万円〜程度で取り扱われている場合もあります。

ショップでは3〜5万程が相場になるかと思いますが、珍しいモルフであれば20万前後で販売されている個体もいます。

飼育方法

ケージのサイズ

ブラッドパイソンは地表で生活するヘビなので、ケージは床面積を大きく取ってやる事が大切です。

ベビーの頃はプラケ等でも良いですが、成長に合わせて大きくしていき、最終的には120cm以上のケージを用意する必要があります。

なおガラス製のケージの場合、力が強い為に割れる可能性がありますのでプラスチック推奨です。

ケージ内温度、湿度

湿度を好むヘビですのでケージ内は70%〜90%程度の湿度を保つ必要があります。

ただし湿度が高いとその分カビの発生する可能性が高まりますのでこまめなメンテナンスが求められます。

なお、アダルトになると多少の湿度低下には強くなる傾向にあります。

ケージ内の温度は28度程度を保つようにしましょう。

エサの与え方、頻度

飼育下ではマウス、ラットを与えます。

一般的なヘビの場合、胴回りと同等のサイズなら飲めると言われていますが、本種は非常に胴回りが太い為、一回り小さいぐらいのものを用意してあげるようにします。

そのサイズで問題なく飲めるようでしたら少しずつサイズアップしていきましょう。

水分補給

ブラッドパイソンは水が好き、というだけでなく水分補給、脱皮時の水分調整などヘビにとって水分は重要です。

体が入れるサイズのタッパーなどに水を入れ、いつでも水に浸かれる状態にしてあげましょう。

床材

ブラッドパイソンは多量の尿を出します。
本来であれば湿度を保つ為に水分を含ませた水苔などを敷いてあげたいところですが、非常に管理が大変になります。

メンテナンスのしやすさを考慮してペットシーツ等でも良いかと思いますが、ケージ横に加湿器を置くなど湿度が70%を切らないように管理してあげる必要があります。

飼育時の注意点

ハンドリングについて

ブラッドパイソンは他のヘビと同様ハンドリングをする事ができます。

最近はCB個体も増え比較的おとなしい子もいますが、決して穏やかな性格ではない為、行うのであればベビーの頃から徐々に慣らしておく必要があるでしょう。

また巻きつくのが下手なブラッドパイソンは持ち上げられた際の不安定さにストレスを感じやすいです。

そうなると攻撃性も増しますのでハンドリング時には気をつけましょう。

まとめ

ブラッドパイソンについてまとめました。

クールな顔つきにド迫力のボディを持つブラッドパイソンは、好きな人にとってはたまらないフォルムをしています。

そのサイズと力強さから初心者の方に手放しでおすすめできる種ではありませんが、飼いたい方は一度ショップやイベントなどで探してみてください。

しっかりとショップの方に話を聞いて検討していただければと思います。

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